最近、二〇代のOLやサラリーマンが食事以外によく口にするものといえば、サプリメントです。
栄養補助食品といわれるサプリメントは、ビタミンやミネラル、コラーゲン、キチンなどの成分をカプセルや錠剤にしたものですが、「からだにいい」とか「きれいになる」「疲労がとれる」といった理由で、とても人気があります。なかには、貧血や骨粗鬆症に効くといったものもあります。
たしかに、サプリメントは、忙しくてまともに食事を摂れないという人には有効です。毎日、ハンバーガーや牛丼といった食生活では、ビタミン類などが不足しますから、それを補うにはいいでしょう。あるいは、タバコを吸っている人や大酒飲みの人が、不足しがちなビタミンを補うのにもいいでしょう。
しかし、こうした極端な生活をしている人は別にして、ごくふつうの食生活をしている人にはサプリメントはほとんど必要ありません。
ふつうの食事をしていれば、それだけで十分に栄養を補給できます。また、ビタミンやミネラルのなかには、サプリメントを摂ることで過剰摂取になり、かえって健康を害するものもあります。
ふつうの生活をしている人でサプリメントが役立つのは、お年寄りです。お年寄りは、どうしてもたんぱく質が不足ぎみになりますから、たんぱく質を補充するサプリメントを摂るのは意味があります。
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